活動レポ 神戸新聞旅行社:風水バスツアー/丹生都比売神社、日前神宮・國懸神宮、伊太祁曽神社
活動レポ 神戸新聞旅行社:風水バスツアー/丹生都比売神社、日前神宮・國懸神宮、伊太祁曽神社神戸新聞社さま主催で年に2回ほど開催させていただいている
風水日帰りバスツアー。
今回は西日本豪雨で延期となり、
2018年8月25日(土)に開催させていただきました。
被害に遭われたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
急な日程変更で20名近くの方が参加できなくなり、大変申し訳ございませんでした。風水師も大自然のチカラにはなすすべもありません。
また変更になったから参加できた、という方もいらっしゃいまして、無事にツアーが開催でき、ありがとうございました。
今回は紀伊国、和歌山県にある一之宮の三社を巡るツアー。
丹生都比売神社、日前神宮・國懸神宮、伊太祁曽神社の三社です。どの神社も立派な神社で建築物としても美しい神社でした。
【丹生都比売神社】
まず最初に参拝したのは丹生都比売神社。
春日造りの美しい社殿で、世界遺産に登録されています。
拝殿の奥に4つの本殿があり、右から第一殿、第二殿・・・と並びます。
第一殿には
丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)
第二殿には
高野御子大神(たかのみこのおおかみ)
第三殿には
大食都比売大神(おおげつひめのおおかみ)
第四殿には
市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ)
が祀られています。
弘法大師 空海はこの丹生都比売大神にこの神領にあたる高野山を借り受け、真言密教の総本山・高野山を開きました。そうした歴史から、高野山に参拝に行く者は、高野山への入り口にあたる丹生都比売神社にまず参拝してから高野山に上るのが本来の慣習です。
丹生都比売神社で忘れてはいけないのが、下の場所。
光明真言を書いている石碑はぜひ見ておきたいものです。
【昼食/山荘天の里】
バスツアーで欠かせない楽しみのひとつは食事ですね。
神戸新聞社さんの食事は本当に豪華。採算がとれているのか私が心配になるくらいです。
今回は
山荘天の里さんにて、和食とフレンチの融合したコース料理を。
丹生都比売神社のすぐそば、車で5分ほどのところに建つオーベルジュですので、宿泊もできます。
写真を撮り忘れましたが前菜、打ち立ての十割そば、牛フィレステーキ、デザート&コーヒーを堪能。
【日前神宮・國懸神宮】
食事のあとは1時間ほどバスを走らせ和歌山市内へ。
神社の説明はバスの中であらかじめ済ませてしまうのが宙SORA流。
そのほうが現地に着いて比較的自由に行動ができるのでバスの移動時間を有効活用しています。熱心な方はバスの中でメモを取られているので、これも歩きながらの説明より良いことだなと感じています。
ひとつ境内に2つの神宮がある珍しいタイプ。
鳥居をくぐり、参道を歩くと正面は行き止まり。左右のどちからに進むようになっています。向かって左の日前神宮から先に、次に右の国懸神宮を参拝します。
主祭神は
日前神宮が日前大神(ひのくまのおおかみ)、
國懸神宮が國懸大神(くにかかすのおおかみ)となっていますが、
調べていくと、どちらも天照大神の前霊(さきみたま)ということでした。
参拝のときはインカムを使って説明しますので、比較的静かに参拝できます。
各自で参拝してもよしですし、みんなで揃って一斉に二礼二拍手一礼なんてするとこの動画のように圧巻です。
みなさん初対面なのに意気投合していいですね。
バスツアーは新しいお友達ができたりもするので、そうした出会いに一役買えたなら私も嬉しく思います。
【伊太祈曽神社】
この日最後の参拝は伊太祈曽神社。
主祭神は五十猛命(いたけるのみこと)、
素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子です。
出雲大社に祀られているので有名な大国主神(おおくにぬしのかみ)が命を狙われる災難に遭われたとき、木の股に逃げよ、と助けた神とされます。
木の神=気の神
として人気があります。
下記写真右が伊太祈曽神社の「気守り」です。
(左は日前神宮・國懸神宮の方位守り)
境内には「いのちの水」と呼ばれる湧き水が湧いているので、最後にみんなで頂いて帰りました。
病人がこれを飲むと元気になると伝えられているそうです。
【帰路につく】
帰り道には岸和田SAで30分の休憩が取れ、
ゆっくりお土産を買う時間が取れました。
バスの運転手さんもとっても運転が上手で、
ガイドを担当させていただいた私まで楽しい一日となりました。
宙SORA