講座レポ~Web講座・風水 初級15期生を終えて~
2日で24時間ものZoomオンライン!? 運の学校cofukuコフクのメイン講座でもある風水の初級講座。15期生は土日2日間の短期コースで、新型コロナの影響で、Web講座にて開催しました。講座そのものも、2日で12時間と …
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風水師宙SORAがおススメする立春明け「伊勢神宮と奥伊勢参拝」関西発2日間②はこちら
毎年恒例になってきました立春明けの伊勢参拝。
元々は、風水師として立春明けに、個人的に参拝していたもの。
ご一緒できるなら色々と参拝法などをお伝えできるな~というのが、一般募集を始めたきっかけです。
神社検定2級保持者なので。
大阪からは6:11の近鉄鶴橋発にて出発、7:56宇治山田駅着の便。
8:00過ぎ、バス旅のはじまりです。
1泊2日のツアーでしたが、どうしても仕事の関係で日帰りの方も含め、総勢21名で旅。
外宮・内宮の2つの正式名称は伊勢神宮ではなく「神宮」。つまり、神宮といえば、伊勢神宮を指します。神社庁のトップであり、日本人の総氏神様とされています。
この125社は外宮・内宮の2つのご正宮と、14の別宮、摂社43、末社24、所管社42という内訳。今回は2つのご正宮と14の別宮中13を含む、約40カ所の参拝となりました。
毎度お伝えしている豆知識ですが、外宮・内宮は「げぐう・ないぐう」とは読みません。濁点=にごる、なので「Geku/げくう・Naiku/ないくう」と濁らせずに読みます。
外宮・内宮2つのご正宮に次いで格式の高い社です。
20年毎の遷宮の際、順番に建て替えられます。
【皇大神宮(内宮)の別宮/10社】
1.荒祭宮(あらまつりのみや)
2.月讀宮(つきよみのみや)
3.月読荒御魂宮 (つきよみあらたまのみや)
4. 伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)
5.伊佐奈岐宮(いざなみのみや)
6.瀧原宮(たきはらのみや)
7.瀧原並宮(たきはらならびのみや)
8.伊雑宮(いざわのみや)
9.風日祈宮(かざひのみのみや)
10.倭姫宮(やまとひめのみや)
※1・9は内宮境内
※2~5は境外社「月読宮」に4社
※6・7・8は遥宮(とおのみや)=奥伊勢なので離れている
【豊受大神宮(外宮)の別宮/4社】
11.多賀宮(たかのみや)
12.土宮(つちのみや)
13.月夜見宮(つきよみのみや)
14.風宮(かぜのみや)
※13のみ境外社、ほかは外宮境内
伊勢神宮は実は125社の総称。ですが、この二見輿玉神社は125社には入っていません。(後述する猿田彦神社も同じく含まれず)
ですが、伊勢神宮を参拝する際、ベストなのは身を清めるために「二見輿玉神社」に最初に参拝するのがおススメ。この伊勢神宮に行く前の禊のための参拝を「浜参宮」と呼びます。
主祭神は「みちびきの神」として有名な猿田彦大神。明治41年に 宇迦之御魂大神を合祀。
8:30 二見輿玉神社に到着。
バスを正門前につけていただき、まずは全員で降りて参道を歩きました。(その後バスは出口付近に移動)
早朝の海辺はなかなかの寒さでしたが、快晴で身も引き締まり、キリっとします。
今回はとにかく「各地で集合写真」。というのが私のテーマでしたので、この先もずっと集合写真でお伝えしていきます。
2枚目の写真は二見ケ浦。晴れた夏至の前後、この真っ直ぐ向こうには富士山越しに朝日が昇るのが見えるそうです。三重県から静岡県にある富士山が見えるってとても神秘的。写真部だったワタシとしては、一度は撮影に臨みたいものです。
伊勢神宮、外宮・内宮や社格の高い別宮にはおみくじはありません。
「神宮に参拝できたことが大吉」だからだそうです。
ということで、今回の旅では8カ所巡りましたがおみくじがあるのはここと猿田彦神社のみ。参加者のみなさまには、どちらか1か所、好きなほうで引きましょう、とお話ししました。
というのも、おみくじは占術では「卜術(ぼくじゅつ)」に入るもので、答えが欲しいコトを心を鎮めて引くもの。大吉だとか凶だとかよりも、おみくじに何を問いかけ、どんな文章を書いているかが、あなたが問いたいことへの回答キーワードになっているのです。
この二見輿玉神社の本殿前にある蛙みくじ(200円)が私は好きで、参拝させていただく度に引いています。
他のおみくじと違うのは冒頭に漢字一文字が書かれていること。
私は「波」でしたが、「愛」「友」「新」「実」「縁」「前」「結」「悦」「強」「躍」「潔」「朋」・・・など、たくさんの漢字があり、みなさんそれぞれ心に願ったコトに関して、思い当たる節のある一文字が出ていたようです。
蛙みくじには、おみくじと一緒に小さなお守りがついています。熊手と小判・大黒・恵比寿・招き猫・小槌・無事かえる・銭亀・だるま・軍配うちわ・六瓢箪・お多福・鶯鳥・福銭に茄子のいずれか。私は営業繁栄・商売繁盛の大黒天さんでした。(仕事に関する質問だったのでピッタリですね)
私は今年の仕事に関して、どのようなことに気をつければ良いか、という質問をして、心を鎮めてから引いてみました。メッセージは「波」。【荒波に打ち勝ち、あなたを幸せに導く人生最高の波を見つけましょう】と書かれています。穏やかな凪ではない1年のようですが、この波を無事に乗りこなせたら最終的には願望は達成するようです。人生に波風はつきもの。であれば、恐れず前進せよ、ということです。私らしいメッセージでした。
参道に、沖縄でよく見かける殺気除けの「石敢當(いしがんとう)」を発見。
風水の授業でも石敢當の話はするので、少し嬉しくなりパチリ。
T字路の突き当りやカーブの外側など、事故が起こりやすい場所に魔除けとして据えられています。沖縄では1日で何十カ所も見かけますが、本土で見かけることは珍しいです。
境内社の竜宮社を参拝したあと、時間が取れそうでしたので、倭姫宮(やまとひめのみや)に立ち寄ることができました。ご祭神は倭姫命(やまとひめのみこと)。天照大御神の社をどこに建てるかを探すため、天照大御神と一緒に旅をした皇女。伊勢神宮の初代の斎宮。(現在は黒田清子さんですね)この一緒に旅をして天照大御神の鎮座地を探したのが倭姫命です。
現在の奈良県桜井市、三輪大社あたりを出発し、現在の三重県、滋賀県、岐阜県などに数年暮らしながら各地を巡りました。そうして今の伊勢の地に鎮座することに決めます。このように天照大神が巡行した場所が元伊勢と呼ばれている神社たちです。伊勢神宮ホームページ「御鎮座の歴史」には書かれていない場所も多く、日本中に元伊勢と呼ばれる場所があります。
Wikipedia「元伊勢」
歴史の中のお話し。私たちに真実は分かりませんから、各自でお好きな伝説を信じて楽しむといいですね。
次に外宮の境外社である別宮月夜見宮へ。
イザナギ・イザナミから生まれた神々の中で最も貴い三神とされる「三貴神(さんきしん)」の神ですね。
三貴神は長女の太陽の神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)を筆頭に・月の神、夜を統治する月読命(ツキヨミノミコト)・そして海を統治する須佐之男命(スサノオノミコト)です。
天照大御神は女神、須佐之男命は男神ですが、月読命に性別の記述はなく、一般的には男神とされています。
この境内にある楠はいつみても立派です。
境内右奥に鎮座するのは高河原神社。外宮の摂社です。この辺りの守護神が祀られています。
建て替えをしている様子でした。摂社は20年毎では無いはずなので、建て替えを見れたのは貴重かなと思います。(Wikipediaによると、最後の修繕は1957年(昭和32年)なので私が生まれて初めての建て替え!)
神社もお寺も同じですが、参拝はあまり夕方にならないよう、早めに巡ります。遅くても夕方4時を過ぎないように時間配分。朝が早かったため、早めの食事タイムです。昼食は外宮前の勾玉亭にて。少し時間があったので、赤福にも立ち寄れました。
まずは神楽殿の授与所にてご祈祷の申込と、次の遷宮のためのご寄付を申し込みます。
間違いやすいのですが、ご祈祷はご祈祷です。どちらも撮影禁止なので写真はありませんが、初穂料を納め神楽殿にて奉納します。
5,000円、8,000円は剣祓い、1万円は授与所にある角祓い、15,000円から授与所には無い、御神楽を奉納した方だけの神楽札となります。
●特別参宮章
下記の写真「特別参拝章」は、次回の遷宮のためのご寄付のお礼として、ご正宮で一般の方がお賽銭を入れるより、もうひとつ内側の垣根に入れていただき参拝させていただけます。それを「御垣内参拝」と言います。
●特別参拝は正装必須
御垣内参拝は正装が必須です。いくら寄付をしても、正装でなければ御垣内には入れてもらえませんのでご注意を。冠婚葬祭に出るようなフォーマルが望ましいです。今回私たちも全員黒のスーツで参拝しました。
●寄付の料金は2,000円から
外宮・内宮両宮で1回限りの御垣内参拝ができるものが画面左。団体のときに申込みます。以前は1,000円からでしたが2020年2月現在は1人2,000円~となっています。(お気持ちなので2,000円以上はいくらでも構いません)
画面右に私の個人名が書いてあるのが少し多くご寄付をした場合。一応1万円からは2年間有効となっています。この2年間は何度訪れてもこの特別参宮章を見せれば御垣内参拝をさせていだけます。(ご寄付が10万円、100万円と金額があがるほど、神さまに、より近づいて参拝できます)
●ご正宮は四重の垣根
ご正宮は四重の垣根で構成されています。格式の高さがうかがえますね。
通常、一般の参拝は板垣南御門を入り、賽銭箱の前までですね。特別参拝はもうひとつ内側の垣根の中、外玉垣の内側まで入らせていただけます。神さまにかなり近いところまで行きますので、正装が必須なのです。
遷宮のご寄付のお礼には、特別参宮章以外にも下記のような写真集と扇子も頂けます。扇子、とってもいい香りがします。
・ご正宮(御垣内参拝)
・ご祈祷(お神楽)
・多賀宮
・土宮
・風宮
と参拝したあと、神馬(しんめ)に逢いました。内宮は1のつく日のみらしいのですが、外宮は毎日午後1時~3時までいるそうです。撮影はOKですが、フラッシュは禁止なので気をつけましょう。参加者さんが素敵な動画を撮られていたので、掲載させていただきます。
実は外宮にはこの馬が歩いていった向こうに2つの神社があるのをご存知でしょうか?北門を出たところの境内案内図にも掲載されていない小さな神社があるんです。
200mほど歩くと、まず最初に見えてくるのが摂社、渡会国御神社(わたらいくにみじんじゃ)。ご祭神はこの伊勢の地の国造りをした渡会神主の祖。
すぐ奥、50mほどで大津神社。五十鈴川河口の守護神をお祀りしています。
午後3時過ぎ、本日ラストの参拝は道開きの神、猿田彦神社・佐瑠女神社へ。
手水を洗っていたらタイミングよく結婚式が始まりました。
ここの狛犬さんは筋骨隆々。イキイキとして見えます。
境内には本殿と向かい合うように猿田彦の妻、天宇受売命(あめのうずめのみこと)を祀る佐瑠女神社があります。芸能の神とされ、多くの芸能人が参拝し、のぼり旗の奉納がされています。映画「君の名は。」の新海誠さんののぼりもありました。
猿田彦神社からバスで5分ほどのところにある宿「いにしえの宿 伊久」が今回の宿泊先。綺麗な室内と、大浴場、貸切風呂が4つのほか、各部屋にも露天風呂が完備されています。(部屋のお風呂はチェックイン時にはお湯は入っていません)
夕食は17:30~と20:00~の2部入れ替え制。夕方4時には宿に入りましたのでひとっ風呂浴びて17:30~食事タイムです。伊勢の地酒も頂きながらお腹いっぱい食べました。よく食べる方の私ですが、ボリューム満点で食べきれませんでした~~残念。
食後は各自お風呂に入ったり、部屋で休んだり・・・と思いましたがほとんどの方がフロ上がりに宙SORA部屋に集合(笑) 結婚の報告や自己紹介など、スッピンで大人の修学旅行を楽しみました。
伊久のおもてなしが素敵、大浴場前の休憩所にはアイスキャンディが食べ放題、そしてお夜食として毎日22:00~23:30まで夜泣きそばのサービスがあります。また、早朝参りの方のために、朝4:30~5:30には1Fお迎え処「花桜」にて「かたぱんとコーヒー」のサービス。売店はなんと24時間営業と至れり尽くせりです。
夜泣きそば(中華そば)を食したあとは、そろそろ明日の早朝参拝のために就寝です。続きは次のブログにします。
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