講座レポ~Web講座・風水 初級15期生を終えて~
2日で24時間ものZoomオンライン!? 運の学校cofukuコフクのメイン講座でもある風水の初級講座。15期生は土日2日間の短期コースで、新型コロナの影響で、Web講座にて開催しました。講座そのものも、2日で12時間と …
無一文からたった3年で株式会社の社長に。風水のチカラを使って目に見えない「運」を引き寄せビジネスを短期間で軌道に乗せる!?
福井県にて風水講演のお仕事のあと、一度訪れてみたかった永平寺に行ってきました。
禅の道場として世界的に有名な大本山永平寺。
アップル社の創業者、あのスティーブ・ジョブズも「禅」を人生にもビジネスにも取り入れており、この永平寺で出家を考えたこともあるのだとか。
JAIFA福井さまでの講演のあと、永平寺に向けて移動開始。
まずえちぜん鉄道に乗り「福井駅~永平寺口駅」まで電車で約30分。そこから出て1分のところにあるバス停に行き、「永平寺口駅~永平寺」までバスで約15分。渋滞や雪などの影響が無ければ、福井市内から小一時間で到着できます。
2019年7月26日にOPENしたばかりの新しい宿なので、旅館内はとても美しいです。永平寺とも提携されているので、朝の読経(朝課)の申込もフロントでできますし、永平寺での坐禅体験(夕食前)もどちらも無料で参加できます。
(今回は永平寺の行事と重なったため、坐禅体験はできませんでした)
朝のおつとめに参加させていただくため、この日は5:40フロントに集合。
(通常は5:10集合だそうです)
通常の参拝時間は8:30~17:00。朝のおつとめに参加する人はそれより早く入れてくださいます。
永平寺認定の「禅コンシェルジュ」さんの案内で、永平寺法堂に向かいます。
寺内を歩く時の作法や、修行僧を「雲水」さんと呼ぶことなど、教えていただきながら真っ暗な参道を歩いて向かいます。空には満点の星。5分ほどで永平寺に着きます。(下の写真は帰りに撮ったもの。行くときは真っ暗です)
永平寺では、元旦も休むことなく365日 朝のおつとめ「朝課」が執り行われます。100人以上の僧侶で読み上げるお経は壮大でした。
雲水さんたちの日々の暮らし。厳しいとは知っていましたが、ここまで厳しいとは・・・想像をはるかに上回っていました。
禅コンシェルジュさんも、「食事が美味しいと思えるようになったのは3年も過ぎてからです」とのこと。
大卒は1年、高卒は3年で一応卒業してもいいようですが、膨大な作法を覚えるだけでも1年はかかるとおっしゃっていました。
朝のおつとめが終わると、禅コンシェルジュさんが、寺内を案内してくれました。雪深い永平寺の特徴は回廊で繋がっていること。その中でも修行に欠かせない重要な7つの建物を「七堂伽藍(しちどうがらん)」と呼びます。
(境内図の黄色の建物)
その7つの中でも
僧堂・・・坐禅・食事・睡眠する場所
東司(とうす)・・・トイレ
浴司(よくす)・・・風呂場
を「三黙道場」といい一切私語が禁止の場所なのだそうです。
この3つは、気が緩みやすい場所。それを戒めるため定められているそうです。
自分がこの環境に何年も修行すると想像したら・・・・本当にすごいことだと思います。
「雲水」とは禅寺の修行層のこと。
一か所にとどまらず、師を求め、道を求めて、住居を持たず全国を修行して歩く様子が、行く雲、流れる水のようだというところから雲水さんと呼ばれるそうです。
5:40集合、6:30から朝のお勤めがはじまり、終わったのは8:00を過ぎていました。1月でしたので法堂はとても寒かったです。一般者の私たちはコートを着たまま参加できましたが、雲水さんたちは薄着。これもまた修行なのでしょうね。本当にすごい人生です。
凍えながら宿に戻ってきました。寒いのですが、お腹もペコペコです。まずは温かい朝食をいただきました。
朝食のあとでもまだ寒かったので、冷え切ったカラダを温めるため、朝風呂に入ってからチェックアウト。門前の宿なので荷物を預けて再び永平寺に戻りました。今度は写真を撮りながらゆっくりと拝観です。(拝観料:大人500円)
(ただし雲水さんにカメラを向けてはいけないので、行き交う雲水さんたちの写真はありません。)
広さはなんと156畳!
そこに144名の画家による230枚の日本画が天井に飾られています。ほとんどの絵が花鳥風月(花と鳥)なのですが、230枚中5枚だけそれ以外の絵があります。5枚見つけると願いが叶う、とか。
白い鯉、黒い鯉、リスとブドウ、唐獅子(青)、唐獅子(白)の5枚です。
拝観の最後に写経体験をしてきました。久々の写経。体験料は道具一式で1,000円、持ち帰ってもいいですし、1家族に1,000円で納経もできます。
写経のしかたはしおりが入っているので、分かりやすくなっていました。
ポスターがかっこよかったので。
「ほめて伸ばす時代」に、厳しい修行で有名なこの永平寺にこんなにたくさんの雲水さんが修行をされている姿を見て、人はそれぞれ自分の生きたい道を行く。時代だから、世代だから、なんて関係ないなと思いました。